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喜光寺 副住職さんの心にしみわたる法話
●レポーター:奈良市在住 しょうこ さん
桜の花も咲き始めた3月下旬の日曜日の午後、「東京からやってきたお坊さん ~行基さんのお寺で本音トーク~」が開かれた喜光寺さん。
私たち奈良市民は、近鉄奈良駅で友人と待ち合わせするとき「行基さんの噴水の前で!!」と
必ず連呼します。
そんな私たちの身近な存在「行基さん」。
喜光寺はその行基さんが建立されたお寺と今回初めて知り、訪れることができました。
まずは本堂にて、東京ご出身の副住職 小林澤應さんの朗々としたとてもよいお声で
私たちの家内安全・心身健全をご祈願くださいました。
心が洗われ、すがすがしい気分でお話を伺うことができました。
新築の写経道場へ移動し、お話を伺いました。
漢字を題材にお話しいただき、大変わかりやすかったです。
同じ「みる」という漢字でも、見る・視る・看る・診る・観る
一つひとつの「みる」に意味があり、本堂の阿弥陀如来様の横に祀られていた観自在菩薩様のお名前にもある「観る」は、「心の目で見る」「慈悲の心で深く感じる」ということ。
一番、心に響いたお話でした。
お子さんも参加されていましたが、優しく声をかけておられ、小林副住職の素晴らしいお人柄にも触れさせていただくことができました。
小林さん、今日一日、本当にありがとうございました。
小林さんが出版された絵本『山中七策(せんちゅうしちさく)」。
お経の世界をわかりやすく紹介されていると聞きましたので、娘と一緒にぜひ読んでみたいと思います。
偶然にも一緒に参加した友人と、「蓮の花が咲く夏にまた来たいね」と話しながら喜光寺を後にしました。
奈良ひとまち大学の運営スタッフのみなさま、いつも素敵な授業の企画ありがとうございます。
また参加できることを楽しみにしています。